他人と接していると、色々な物事に対する基準なりボーダーラインなりが違うなと感じることがある。その違いは性格性質もあるけれど、取り巻く環境や関わってきた人によって形成されてきたものと思う。そしてその違いというものは、他所の道場に行った時に感じることもあり、最近立て続けに危険とか安全に対する意識の相違に直面した。詳細までは述べないけれど、行射中にそれはないだろうとか、そこに私物を置くの？　といったもの。世間では一体どうだろうかと少し検索してみたけれど、その点に関して明文化されたものは見つからなかった。
　ということで、私はどう認識しているかなと図にまとめてみた。とはいえ道場や弓道会によって状況が違って、一律に言えるものでもないので参考程度に見て欲しい。引いている人の背面側なら、打起しまでなら許容かもと入ってしまうこともあるけれど、でも、たぶんこれが最低限と心がけたいと思っている。
　どんなに設備を整えても事故を起こすのは人間なのだから、ここをいい加減にしてはいけないと思う。

立入禁止区域

　とりあえず、自分のことだけで他に気を配らないのは良くないし、家でテーブルに足を乗っけてくつろぐようなことを、他所でも同様にしていいものではないと思う。危険回避、安全確保に関することならなおさらに。今回のことは反面教師にして、他所ではお行儀良くしておこう、そう思った。