蓋です。

写真をすっかり撮り忘れて途中経過がありませんが、
蓋の天部分も本体の底と同じく網代にしました。
網代は四角く編むものなので、丸くするのに工夫しましたが、
ここでは割愛します。
紐通し部分は、本体のように緯紐を引き出したものではなく、
別の紐と芯を編み目の隙間から通して作ってあります。
ついでに、賞状筒の蓋の天はすこし引っ込んでいるので、
ティッシュを丸めたものを詰めて段差を埋めました。

で、蓋と本体を合わせてみます。
先に本体を作ったのは、本体と蓋の編み目の数を揃える為でした。
蓋から作って逆算する方法でもいいだろうけれど、
太くなる部分で、どれだけ増し目をするか分からなかったので。
そして境目が見栄えよくないので、つぶして平らにした紙紐を
それぞれふちに一周巻いて目隠し＆飾りにします。

ぴしっと合っていないのが素人の悲しいところですが。

これでひとまず、矢筒の形が完成しました。

（ブログ「弦音徒然」より　20100110）