ただ今、矢筒制作中です。

今までは、学生や一般初心者向けの
合皮筒型（いわゆるバズーカ型）の矢筒を使っていたけれども、
矢と矢筒の長さが合っていないので、
持ち運ぶ時には中で盛大に動くし、
矢を取り出す時におみくじのように振り出さなければならず、
矢羽根が痛みそうだし、見た感じも良くないと常々思っていた。
そんなこともあり、常々合う矢筒が欲しいなとは思ってはいたものの、
既製品は男性基準なのか微妙に長さが合わない（上げ底という手もあるが）。
それに欲しい籐製のものは、なかなかに高価で手が出ない
（同じ予算なら矢が欲しい。似竹矢カーボンのやつ）。

「作れる物はなるべく作り、浮いたお金で欲しい物を買う」
弓に限らず、今まで私はそうやってきた。
弓関連でいえば、小物と着る物は一通り試作した経験がある。
弓が引けない鬱憤晴らしに、
また最近、何かをしたくて仕方がない衝動もあり、
矢筒を寄付して手元になくなったのを幸い、
そして何故だか図ったように材料が揃ったことも幸い、
ここはひとつ、私なりの矢筒制作をＵＰしていこうと思います。

乞うご期待。

（ブログ「弦音徒然」より　20091116）